むちうちの症状・治療
- gerennde
- 7月8日
- 読了時間: 3分
更新日:7月16日

むちうち症とは?
「むちうち」は、主に交通事故の衝撃によって引き起こされる症状の総称になります。
実は正式な傷病名を頸椎捻挫・頸部挫傷・外傷性頸部症候群などといい、「むちうち」というのはムチを打つときの動作に似ていることから付けられました。
多くの人は、これら3つの傷病名のうち、どれかで診断されます。
むちうち症は大きく分けて、正面衝突、側面衝突、追突によるものがあります。首の動く範囲は普通、前後ともに60度ぐらいです。その動く範囲を超えた時、首の周りの靱帯や関節を痛めて症状に表れます。
むちうち症の分類
1.頸椎捻挫型
むち打ち症の中で最も多く、7割を占めると言われています。頚椎の骨と骨の間にある関節包や骨の周囲にある靱帯などが損傷されたもので、頚部周囲の運動制限、運動痛が主症状です。
2.神経根症状型(しんけいこんしょうじょうがた)
脊髄の運動神経と知覚神経が集まっているところを「神経根」と呼びます。症状は、頚椎捻挫型に加え、知覚障害、放散痛、反射異常、筋力低下などの神経症状を伴います。
3.バレー・リュー症候型
事故を受けた衝撃のせいで交感神経に傷がついたり、脊椎が椎間板や筋肉に圧迫されて椎骨動脈の血流が悪くなることで、損傷が起きます。交感神経の刺激症状として、内耳の症状(めまい、耳鳴り)、目の症状(眼精疲労)など、心臓の症状、咽喉、頭部の症状などを呈するが、耳鼻科、眼科、内科などの(客観的)所見は乏しく、自覚的主訴が主となります。
4.脳脊髄液減少型
脳脊髄液という髄液が頭の中にある脈絡叢というところで作られているのですが、衝撃によってそれを覆っている、くも膜という膜に傷が付き、そこから少しずつ漏れてしまう状態です。脳脊髄液 が減少することで頚部痛、慢性的な頭痛、嘔気、めまい、倦怠、視力障害、思考力や記憶力低下など様々な症状が出現するというもので、軽微な事故の原因不明なものにはこの症例が含まれているのではないかと言われています。
治療の流れ(交通事故)
お問合せ、来院、相談無料
まず、当院に電話で御予約頂き、ご来院下さい。様々な心配や不安等に適切かつ丁寧に専門スタッフがお答えいたします。
問診・検査で状態のチェック
痛い個所や、事故の様子などを具体的にお伺いしながら、適切な施術方法を決めていきます。
施術
電気療法や、骨盤矯正、頚椎の矯正、マッサージ、テーピングなどの手技療法によるオーダーメイドの専門施術を、安全に行います。
今後に関する説明
現在の状況のご説明や、今後の施術方針についてのプランなどをお伝えいたします。
施術終了・お会計
当院は厚生労働省の許可を受けているため、患者様の負担金は示談前であればありません。
継続来院~終了
交通事故は後遺症が残りやすいので、しっかり治しましょう!